このタイトルのフレーズを聞いたことはありますか?
私が初めて目にした時は
流石に喫煙の方が悪いやろ〜。
と疑いました。
ですが、トレーナーとして
運動や体についての勉強を進めるにつれて
「確かに座りすぎは体に悪い」
ということが分かってきました。
私がこのフレーズを知ったのは
ケリー・スターレット式
「座りすぎ」ケア完全マニュアル
という書籍からです。

この書籍の序文には座りすぎに関する
研究や調査がたくさん書かれています。
いくつか紹介しておきます。
・2010年の米国癌学会の調査は、13年間123,216人の成人を追跡し、非活動的で1日6時間以上座る女性は、活動的で1日3時間未満しか座らない女性より、調査期間中の死亡率が94パーセント高かったことを示した。非活動的で、1日6時間以上座る男性は、活動的な対象者より死亡率が48%高かった。
・4000人以上の公務員に関する英国の研究論文で、座る時間を1週間に12時間未満に抑えると糖尿病リスクを75%低下させることが明らかになった。
・2008年に行われたオーストラリアの研究報告によると、25歳以降、テレビを1時間視聴するごとに寿命が21.8分短くなるとしている。
私は正直に
上記のような文章を見て
座りすぎって怖いな。
と感じています。
でも、この座りすぎが怖い。
と感じることができているのは
『体の中で何が起きているか』を
理解しているからなのです。
何も知らずにこの文章を読んでも
座り過ぎが悪いわけない。
って思うはずなので。

なので、少しだけ体で
何が起きているのかを
まとめておきます。
座っているということは
筋肉を伸び縮みさせていないということ。
筋肉を伸び縮みさせていない。
ということは運動時に起きている
体の反応が起きていないということです。
例えば運動に起きる体の反応は
・筋肉に蓄えられている糖質(筋グリコーゲン)をたくさん活用できていない。
→脚の筋肉は大きい為、動かすことで体の糖質をエネルギー化し活用できる。
この反応が少ないことにより、血糖値の調整に影響が出る。
・筋肉の張り(トーン)が活用できていない(筋肉が弛むイメージ)。
→姿勢を維持するための筋肉が働きにくくなり、様々な痛みにつながる可能性がある。
・血流が良い状態を作れない。
→ふくらはぎは第2の心臓と言われています。ふくらはぎの筋肉を活用しないことにより、筋肉によるポンプ作用が使えず血流が悪くなりやすい。

3つだけ例を出してみましたが
座りすぎの体への悪影響について
少し理解できたのではないでしょうか。
これらの理由から私は
日常で運動をすることの大切さを感じ
パーソナルトレーニングを提供しています。
私が日々皆様に伝えているのは
・お客様の筋肉の使い方のクセを解決する為の体幹トレーニング
・根本的な筋量を維持、増量するトレーーニング
・日常の運動やウォーキングの適切な量のご提案
です。
私は私とのパーソナルトレーニング
をする時間だけじゃ体を動かす量は
足りていないと考えています。
なので
体幹トレーニングにより
日常の体の使い方を適切な動きに変え、
日常の運動習慣の取り入れ方を伝える
という内容で、パーソナルトレーニングを実施しております。
その場で追い込むだけじゃない
日常にフォーカスした
パーソナルトレーニングを
受けてみたい。
と考えられている方は
ぜひコアスリムへご相談ください。
広島の体幹トレーニング専門
パーソナルトレーニングジム
コアスリム 川本陽一